グランデのK様｜なお／西川口こんにちわいふ

グランデのK様

2025/04/04 (金) 18:40:29

春風に背中を押され速足になりながら
ホテルに向かう。

メッセージでやり取りしていたので、
あの時の楽しさを思い出し
今日という日を今か、今かと
待っていた。

懐かしい顔にお話ししたいことが
口から溢れ出す。
殿方も質問をしてくださったので、
心が通じたようで嬉しくなる。
止まらない会話が一瞬止まる時、
私のスイッチが入る音がする。

急かすようにシャワーに誘う。
溢れるばかりの欲求は
水と共に流れることもなく、
ローションの様に心にへばりつく。

イチモツを軽く頬張ると、
いやらしい声で名前を呼んでくれる。
その瞬間、シャワーから出ないと…。
と本能が喋り出した。

ベッドに行くと、目眩く時間が
瞬く間に過ぎていく。
先程までの殿方と打って変わって、
雄 の目つきに変身していた。

熟れたイチジクを食べる時、
まずはそこから溢れ出た蜜を
丁寧に舐め取ってくれる。
その途端の快楽は何に変えられることなく、
哺乳類に生まれたことを感謝し出す。

その快楽を殿方にも教えたい心が
大きくなると、殿方のそそり立った
肉男爵を口いっぱいに頬張り
大事に咀嚼していく。

早すぎるね
殿方の声が聞こえた時には、
達成感と高揚感で胸がいっぱいになっていた。