お礼｜さえこ／大奥 梅田店

お礼

2025/02/10 (月) 08:11:17

私は、感じていたの。
己の肉体が貴方に激しく愛されることを欲し、たまらなく濡れていることを。

貴方はたっぷりと唾液を舌に纏わせて、ショーツの上から縦筋に沿って下から上へと舐め上げた。
布地の中心が、じわりじわりと濡れていき、うっすらとシミを作っている。

やめてっ・・・・・・・・

たまらずに、私が言葉を漏らす。
その声には、どうしようもないほどの濃厚な快楽の気配が隠されていたの。

貴方の手が、私の熟れた裸体を這いまわる。
乳房をまさぐられ、恥ずかしく濡れた箇所をいじめられる。
貴方が与えてくる全ての刺激が、私の熱を高め、息を乱す。

私にはもう、欲望隠そうとする意志は見当たらないの。
仰向けになったまま、腰を動かし、貴方の剛健な肉体との密着を求める。

欲しいの、、、、

私の太腿を撫でるように押しながら、貴方はゆっくりと腰を振り始める。
太く猛々しい貴方のものが、欲情的に膣壁を圧迫してくる。
濃厚な快感に戸惑うように、私は首を振る

より深くにまで貴方のものを受け入れてしまうのか、私の表情が悦びで歪む。

背徳な罪の感情が、薄れていく。
日々のしがらみ。
全ての現実が、私の体奥から退行し、熟れた肉体の欲情だけが頭をもたげてくる。

キスを貪りあう男女の唇から、ハアハアという官能の息が漏れ広がる。

貴方の唾液と私の淫蜜。
そして、いつしか二人の裸体に浮き出してきた汗。
暗闇に包まれたホテルの一室。

布団の上で絡み合う男女の裸体が、どこまでもいやらしく濡れていく。

次回は11、15.19、23、25の予定です。