生きている間に大切なこと｜雅／東京人妻フォーシーズンズ

生きている間に大切なこと

2024/07/16 (火) 21:24:27

ジョージ・カーリン
（George Denis Patrick Carlin)は
アメリカ合衆国のコメディアンでした。


１９３７年５月１２日生まれ
２００８年６月２２日、７１歳で他界。　
　

コメディアンとして
放送禁止用語を多用して
アメリカ合衆国の政治や社会を
痛烈に批判する笑いで人気が
あったようです。
　

また、子供向けテレビアニメーション
『きかんしゃトーマス』の
アメリカ版ナレーションを
第２シーズンから第４シーズンまで担当。


１９９０年代に放送されていた
『きかんしゃトーマス』の
親番組『Shining Time Station』では
リンゴ・スターに次ぐ
二代目駅長として出演されていました。
　

コメディアンというと
お笑いタレントのイメージがありますが
政治や社会を批判できるということは
相当 頭がよかったと思います。



しかも、コメディアンという立場で
多くの人に笑いで政治や社会に
関心や興味をもたした偉業は
高く評価すべきでしょう。
　
　
この人が奥さんが亡くなったときに、
牧師さんに宛てた手紙の内容が
公開されていますが、



この人の暖かい人間性と社会を
鋭く観察する視点に
酷く私は感動しました。


そしてこの人のメッセージは
実にストレートに
心に突き刺さります。
　
　





この時代に生きる私たちの矛盾』
　　
　
ビルは空高くなったが
人の気は短くなり　
　
　
高速道路は広くなったが
視野は狭くなり
　
　
お金を使ってはいるが
得るものは少なく　
　
　
たくさん物を買ってはいるが
楽しみは少なくなっている。
　

家は大きくなったが
家庭は小さくなり
　

より便利になったが
時間は前よりもない。
　

たくさんの学位を持っても
センスはなく　
　

知識は増えたが
決断することは少ない
　

専門家は大勢いるが
問題は増えている。
　
　
薬も増えたが
健康状態は悪くなっている。
　
　
飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し
笑うことは少なく　
　

猛スピードで運転し
すぐ怒り
　

夜更かしをしすぎて
起きたときは
既に疲れすぎている。
　
　
本を読むことは稀で
テレビは長く見るが
祈ることはとても稀である。
　

持ち物は増えているが
自分の価値は下がっている。
　

喋りすぎるが、愛することは
稀であるどころか
憎むことが多すぎる。
　
　
生計の立て方は学んだが
人生を学んではいない。
　

長生きするようになったが
長らく今を生きていない。
　
　
月まで行き来できるのに
近所同士の争いは絶えない。
　
　
世界は支配したが
内世界はどうなのか？
　
　
前より大きい規模のことは為しえたが
より良いことは 為しえていない。
　

空気を浄化し、魂を汚し
原子核を分裂させることはできるが
偏見や差別や暴力を
取り去ることができない。
　

急ぐことは学んだが
待つことは覚えず
　
　
計画は増えたが
成し遂げられていない。
　
　
たくさん書いているが
学びはせず
　
　
情報を手に入れ
多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている。
　

ファーストフードは便利だが
消化に時間がかかり


体は大きいが、人格は小さく
　
　
利益に没頭し
人間関係は軽薄になっている。
　
　
世界平和の時代と言われるのに
家族の争いはたえず
　
　
レジャーは増えても
楽しみは少なく
　

たくさんの食べ物に恵まれても
それらの栄養価は少ない。
　
　
夫婦で稼いでるのに
離婚も増え
　
　
住む家は良くなったが
家庭は壊れていく。　
　

忘れないでほしい。



愛すものと過ごす時間を。



それは永遠には続かないのだ。
　

忘れないでほしい。



すぐそばにいる人を愛し
抱きしめることの必要性を。
　

あなたが自ら与えることができる
唯一の宝物には
一円たりとも金はかからないのだ。
　

忘れないでほしい。


あなたのパートナーや愛する者に
「愛している」と言う言葉を
掛けることの大切さを。
　

心をこめた
心からのキスと抱擁は
互いの心の傷を癒すだろう。
　
　

忘れないでほしい。



もう逢えないかもしれない
人の手を握り
その時間を慈しむことを。
　
　
愛し、会話し、
あなたの心の中にある
かけがえのない想いを
誰かと分かち合おう。
　
　
人生はどれだけ
呼吸し続けるかで
決まるのではない。
　

どれだけ
心の震える時間があるか、である。
　
　
　
ジョージ・カーリン
　　
　　

本当に素晴らしいメッセージです。


もうこの世にはいない方ですが、、、
本当に素晴らしい言葉を
残してくれました。
　

このメッセージを
時々思い出すようにしています。
　
　

不思議なことに
１回より２回、２回より３回
読む回数が多いと
色々なことに気づきます。



これを読んだ時に
思い浮かんだ事や、思い浮かんだ人が



あなたの大切な宝物
　
　
大切な人にも教えてあげて下さいね。