容疑者Xの献身｜毛利／グッドワイフ

先週末に何度目かのテレビ放送された
｢容疑者Xの献身｣


もう何度も見ているのですが、
その時その時で感じ方が違うのに
最終的には共通してボロ泣きしてしまいます



誰も幸せになれないし、
誰も報われないのは間違いなく石神が
人道的に間違えた手段を使ったからなのですが…


それでも人の営みは数式のようにはいかないという
｢愛情｣を初めて理解した慟哭で
堤真一さんの語り継がれる名演とともに
何度でも苦しくなってしまう気がします



愛から生まれていびつになるお話は
何故こんなにも魅力的なのでしょうか



元は原作を読んでいたので、

石神
(自分を無価値だと思う
世界に絶望した冴えない男)

を堤真一が？？？


と思ったのですが
舞台を軸にする役者さんて凄いですね

もう今では彼以外考えられないほどに。



映画には直接出てこない小説の
好きな言葉があります


｢人は時に健気に生きているだけで、
誰かを救っていることがある｣





こんなことを書いていたら
夜更かししちゃいました


おやすみなさい




(画像は作り置きおかずなのですが
なんの関係もなかった！)

毛利