第27話「大久保ライブチャットF」ライブチャット嬢の報酬は、こんな感じ。
引退した風俗嬢には、後遺症のようなものがあります。
まず皆様が思いつくのは、金銭感覚の崩壊ではないでしょうか。
稼ぎの良い風俗嬢時代の金銭感覚がなかなか抜けず、せっかく引退したのにまた裸仕事に逆戻り…なんていう話は、ちまたでもよく語られるものですよね。
大いに考えられる、風俗嬢の後遺症です。
現役時代の金銭感覚。
わたしの現役風俗嬢時代ですが、サイフのヒモは確かに引退した今よりも緩かったです。
手持ち残額をあまり考えずに買い物をしていたところはありました。
とは言え、わたしが現役時代に働いていたのは多くても週4日程度。
決してガンガン稼いでいたというタイプではありません。
「生活費と、いくばくかの貯金分を稼げればいいやー」という甘めのスタンスで働いていたため、現役時代から金銭的にすごく余裕があるという状況でもなかったのです。
そのため湯水のようにじゃんじゃん浪費するということは、さほどありませんでした。
ささやかに「うっ」と感じたことと言えば、気軽にパチンコに行けなくなったことぐらいでしょうか。
何より怖い、出戻りパターン。
わたしが苦労したのは、金銭感覚を戻すことよりも「いつでも戻れる状況から抜け出すこと」でした。
風俗業界って、一度引退しても本人さえその気になれば結構ラフに戻れてしまうのです。
いわゆる「出戻り」というやつですね。
昨今では、ホームページに「出戻りキャスト、大歓迎!」と記載しているお店まであります。
わたしが風俗嬢生活で最後に所属していた、歌舞伎町セクキャバG店がそうでした。
働く環境は、いつでも整っている。あとは本人のやる気次第。
いつお金がなくなったって、お天道様の下で服を着てこなす仕事に嫌気が差したって、出戻りを歓迎してくれている歌舞伎町G店に出戻りさせてもらえば良い。
楽して稼げる方法を知ってしまったアタマには、そんな考えが飄々とよぎります。
働いたら、負け。
「どうして戻らないのか」というのは生き方の問題ですので、そこは省きますが。
わたしは、せっかく意を決して抜け出したナイトワークの世界には、もう戻りたくなかったのです。
戻ったら負け、みたいなところもありました。
だけれども、インターネットのナイトワーク求人サイトを開けば「すぐ稼げるよ〜★戻っておいで〜★」という甘い誘惑が目につきます。
心は揺れ続けました。
それはあたかも、欠陥住宅ばりのグラグラ感です。
そこでわたしの足を止めたのは、歌舞伎町セクキャバG店で馴染みのお客様たちに、きちんと「さようなら」を言ってあったこと。
出戻った先のG店でまた出会うようなことがあったらとてもマヌケですし、送り出してくれたお客様たちに申し訳が立たない…と感じたのです。
今わたしは、なんとか踏み止まっているという危うい状態で、風俗業界へ出戻りせずに生活することができているのです。
文|カサイユウ(ライター・元風俗嬢)
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