【隣のチャットレディ番外編】恋愛しているチャットレディ
お金に困っていたあたし。
光熱費・家賃・もろもろの支払いでピーピーだった。首くくろか……。
求人サイトをのぞいても、今日の今日、金が欲しいあたしには時間がかかりすぎるものばかり。
アダルト求人
女が手っ取り早く収入を得るには。
ぶっちゃければ、「女」を売るのが正解なんだろう。
お水、風俗、いろいろあるけれど、あたしは、それは、「女」という性を金に換えることだと思っている。
そこに、自分の人間としての尊厳がなくても、むしろ、尊厳を放棄する覚悟や諦めがあるなら、この仕事は、「女たち」に痛みと引き換えの利益を与えてくれる。
女だって、人間だ。あたしたちは、男のあばら骨から生まれたんじゃあない。
同じ女である母親のアソコから、生きるか死ぬかの瀬戸際を経て、この世に産み落とされてきた。
そして、たまたま、「女」という性を背負った。
尊厳を、捨てきれないまま。
あたしはアダルト求人サイトを漁りまくった。
ヘルスの面接へ
なんとか、三十路でも雇ってくれそうなお店を発見。
すぐさま電話をかけた。
「働きたいんですけど」
年齢と名前と携帯の番号を尋ねられ、相手は待ち合わせ場所を指定した。
心臓が破裂しそうになった。
手足がいきなり冷え切って、痺れて、うまく歩けなくなった。
地方都市の、風俗街。
生まれてこのかた、足を踏み入れたことのない場所だった。
待ち合わせ場所は、辺鄙な海辺の駐車場だった。
たどり着いて、車の中で待っていると、しばらくして、黒いセダンがあたしの車の隣に停まった。
あたしはすぐに察して、車を降りた。
セダンから、スキンヘッドのちょっといかつい男性が出てきて、笑顔を見せる。
あたしが名前を言うと、彼は、車に乗るように言った。
言われた通り、セダンに乗り込んだ。
膝が震えて、手は氷みたいに冷えた。
ヘルス面接
お店につくと、すぐに面接が始まった。
簡素な事務所に通され、パイプ椅子に座って、スキンヘッドの……(クロちゃんに似てたからクロちゃんでいいかな)クロちゃんが、あたしについていろいろ質問した。
どんなプレイが可能かとか、出張がいいかお店がいいかとか。
お店がいい、と答え、源氏名を決めた。
ナナ。
ナナは、昔職場であたしをいじめた女性の名前だった。
なんとなく、ナナにした。
三十路だったけど、25歳ってことになった。
「いつから入れます?」
クロちゃんが言った。
「今すぐにでも」
あたしは答えた。
じゃあ、とクロちゃんは、あたしを接客する部屋にいざなった。
一通りの説明を受けた。
その時、時間は夜8時。
8時半には、初めてのお客が通された。
60分コース。
あたしは、生まれて初めて、初対面の男と、本番なしのセックスをした。
文│コスモス
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