週にいちど必ずくる元気はつらつのおじいちゃん
「ももちゃんご指名ね」
わたしの勤めている箱ヘルは2階にあるため、階段を上がる。上がったすぐにフロントがあり、おはようございまーすと挨拶をすると小さなまるで昔のタバコ屋のような狭さの窓口から、フロントのおじさんが、◯号室に入ってね。といい、お客さんが待っていると、ご指名でお客さん待ってるよ。とづつける。
はい。急ぎます! と慌てて部屋に入る。その日最初に部屋を使うとなると部屋の準備ができてない。ピンクのバスタオルを小さなベッドに何枚か使って敷き、バスマットにもバスタオルを敷き、着替えをしてフロントに声をかける。お客さんの確認ができるマジックミラーが申し訳ない程度の小ささでついているけれど、目が悪いので確認をしたことがない。箱ヘルの衣装は基本なんでもいい。わたしはすぐに脱げるようシャツブラウスを着ている。
「はい、お待たせしました。ももちゃんご指名のお客さまどうぞ」
まるでお見合いのような感じで仕切ってあるカーテンが開けられる。そこで何分コースか書いてある紙を渡される。これがのち最後お給料と引き換えになる。
「あ、どうも」
「あ、」
顔を合わせたときのリアクションはさまざまで、指名をされているのなら知っている顔出し、フリーなら初見だ。
「ももちゃん、また来ちゃったよ」
わたしを気に入ったおじいちゃん。年齢75歳。皮膚の皮もたわみ、シミだらけの顔とシワシワの手。ひまわりのような笑顔をわたしにむけ、部屋に入った途端、背後から抱きしめる。
「もう、あんたのことを考えると、仕事もてにつかないんだ……」
耳もとでささかれ、なにもこたえることができなくなる。が、頭の中で、この台詞ってさ、好きなおとこにいわれたい台詞だなと心の中でつぶやく。
わたしはね、フーゾク嬢だしさ、おじいちゃんだけ特別に接してないんだけどね。とはいえない。おじいちゃんはしかし、真剣なのだ。
あんたが俺の生きがいなんだよ。といわれて中出し
「最近変なんだよ。もう3日もしたらしたくなって……。あんたにすごく会いたくなるんだよ。もう重症だよ」
「さみしくないように、あそこの写真が欲しい。写メとってもいいか?」
「こんなの初めてだよ。俺、恋してんのかな」
えええ? 知らんし。おじいちゃんは、そうひとりごとのような問いかけのような口ぶりでわたしのあそこを口でしめらせながら勃起をしだす。
わわわ。75歳のわりにビンビンで、存外強度がある。薬でも飲んでいるのかという質問を投げかけると、とんでもない! 自然現象だよ。ももちゃんが好きだからというこれまた歯痒い言葉が返ってきた。
湿ったあそこにはなにもいわず勝手に入ってくる。あ、本番はダメなんですぅ〜。というのはもうやめている。ヘルスでも本番をしている女の子は結構多いとおもう。よく考えたら『途中で終わり』なんていうのは男と女が裸になっている狭い空間でしかしありえないことだし、挿入したしないなんてもはやどうでもいいのだ。
おじいちゃんはいつもきちんとイク。イクけれど、なぜだか精子はでない。イッタ感はあっても実際は精子というものは製造をされていないのかもしれない。けれど、勃起をするから気持ちはいいのだろう。、なにせ、行為のさいちゅうはずっと、気持ちいい〜。という単語ばかりいう。だから、わたしもリップサービスで、わ、わたしもですぅ。なんていったりもする。あまりというかまったく気持ちよくはないけれど。
おじいちゃんは満足そうに腕枕をし、タバコ吸いてーなという。中出しを平気でしている。俺の女だ。くらいにおもっているに違いない。
「もうこのまま死んでもいいな。あんたが最後の女」
おじいちゃんは真摯な目を向けわたしにいう。なにをいっていいのかまたわからない。
そんなこといわないでくださいよと笑いながらいうのが精一杯だった。
年齢は関係ない。好きになる気持ちこそが生きている上で大事なのだ。と
指名をし風俗にくるお客さんはその女の子にもちろん会いたいに決まっているのだけれど、ほんとうは『あそこ』に会いにきているのだ。女の『あそこ』って男の『さお』と一緒で全然違う。気に入った『あそこ』をみつけたのなら、それやぁ指名をして指名料を支払っても会いたいだろう。
やらしてくれるから。そういった単純なものではない。女の『あそこ』が自分好みなのかどうかなのだ。わたしの勤めているお店にいやにぽっちゃりした女の子がいて顔もそこいらにいる顔なんだけれど、なぜか指名がつづく。顔や体型も好みはあるけれど、基本はやはり『あそこ』で最後は決まるのだ。
風俗でも、あ、このひととなんだか肌が合う。ということがたまにあるけれど、それは男の『さお』がわたしにぴったりなわけであり、だから相手だって肌が合うねという。ああ、こういうことを肌が合うっていうんだなぁということをようやく理解をした。
おじいちゃんはわたしの『あそこ』の写メを撮り、一生の宝物にするねと微笑む。わたしの顔じゃなくあそこの写メを宝物に。だ。やはり、『あそこ』じゃないかと笑いが止まらない。止まらないけれどほんとうのことだし、男だもの。『あそこ』が大好きに決まっている。
容姿じゃないなぁ。あそこだねぇ。わたしはつぶやく。おじいちゃんの背中をシャワーで流しながら。骨張った背中には無数のシミ。75年の生き様が垣間見えた瞬間だった。
帰り際、「愛しているよ」とまた耳もとでささやかれ、ぎょっとなるが、笑顔をみせ、
「はい! わたしもです!」
まるで運動部での挨拶のようにきちんと返事を返しておいた。まあ仕事だし。
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この記事を書いた人
藤村綾
あらゆる風俗に従事してきた謎アダルトライター。趣味寝ること。
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