おい! 何分待たせるんだ!と開口一番に口にしたジジイ
暑い。まさに常夏だ。もうなんなら1日プールに浸かっていたいしプールサイドでブルー色したカクテルとか南国の果物でも食べながら過ごしたい……。という夢をみていたらスマホが鳴った。
『10時半に●●ホテルにいってください』
以前勤めていたデリヘルの店長からだった。
デリヘルはもうずっとやめていた。移動があり、待ち時間もあり、時間がもったいないしという理由と知り合いにあってしまったことが決定打になったからだ。(勤めていた取引先の営業マンだった)
それが最近『人員不足』らしく『まいちゃん(わたしの源氏名)は自走(自分の車でホテルにいく嬢)だから便利』という店長の勝手過ぎる意見でたまにデリヘル嬢をしている。
わたしはけれどやっぱり箱へるの方が好き。移動もないし、なんというか箱へるにくるお客さんの方がエロい気がするので。(攻めにくるからかもしれない)
ということは横に置いといて10時半という時間指定だったけれどまあ寝起きだったしわりと近くだしお化粧なんて車ですればいいしという気軽過ぎる感じで10時20分くらいにうちを出た。道は平日の昼間だけれど結構混んでいた。
お客さんが待つホテルに到着をしたのは10時45分。
約15分程遅れてのことだった。
まあ、想定内だな。わたしだけの見解でそう納得をしホテルのおばちゃんに声をかける。
このホテルはいわゆるところの『カーホテル』で車庫と部屋が一体化している。10室ほどある部屋はいつも従業員の誰かかーかはおもてでうろついている。
「あのぅ」
いやに頬紅が赤過ぎるおばちゃんだかお姉さんに声をかける。マスクをしているがためこの昨今年齢不詳が多い。
「はい、はい。どうしましたか?」
どうもこうもねーよ、お客さんに呼ばれてきたんだよとははっきりとはいえず
「えっと、待ち合わせです。114号室おねがします」
デリヘルできているってわかっているくせに故意なのか他人行儀にする頬紅。
「はいい? すみませんけど……」
なんだなんだ? わたしは眉間にシワを寄せて、はいはいとこたえる。
「えっと、いいにくいのですが、ここ114号室ってないんですよ」
「え?」
部屋をぐるっと見渡すとほんとうに114号室だけがすっぽりと抜けていた。
わたしはすみませんね〜と謝り店長にことの顛末の電話をする。確認しますね。といい確認したら117号室という部屋間違いだった。まあよくあることだ。
117号室の部屋をノックし部屋に入る。
「遅い!」
わたしの顔をみた途端ジジイが怒鳴った。見た目も声も肌も全てが爺ちゃんだった。
「すみません!」
とりあえず、謝るしかない。
「時間を守ってくれよ。時間がないんじゃよ!」
「すみません」
また、謝る。けど、とわたしはちょっとだけつけたす。
しかし。これが逆鱗に触れたのだった。
「けど、まだ、15分しか遅れていないですし、お客さん、部屋番号間違って教えましたよね? わたしさっきからいたんですよ」
いいわけにとられてしまったようだった。爺ちゃんは顔と耳を真っ赤にして
「いいわけは聞きたくねーんだよ。おい。お前のいいぐさなんぞ聞きたくねーよ」
はい? なんだこのジジイは。わたしはジジイの頭を殴り、腹を蹴り上げ、顔を平手打ちし、お粗末なちんこを蹴り上げた。というのは妄想で
「あのさ、てゆうかお前のそのいいわけはよ、社会で通用しねーんだ」
ジジイはほとんどため息のように言葉を落とし、まあいいから。といい、風呂浴びてきなと命令をした。
「これだから、フーゾク嬢は……」
背中にその声が届く。わたしはこのジジイは完全にフーゾク嬢を下に見下しているとおもい、けれど、もうそんなことどうでもよかった。
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アン、アン、アンっ。と声を上げた途端逃げ出したジジイ
シャワーを浴び出てベッドの上で裸になるとジジイも隣にやってきた。ジジイはもう風呂浴びたからといったくせに足が臭かった。
「おまかせする」
お代官様かい! と突っ込みたくなるような台詞に笑いそうになる。
「はい」
わたしはだからいつも箱へるで誰にでもするようなことを淡々とこなした。
最初は攻める。そうすると大抵の男は攻めたくなる。ジジイもその口だった。弛んだお腹。弛んだ顔。
ジジイがキスをしてきてつい、癖でディープキスをしてしまった。おお! ジジイが喚く。今度は乳首を舐めてきて「アン、アン、あああっ」とかなんとかいって劇団員になって演技をした。演技があまりにも嘘くさくうつったのだろう。ジジイが急に素に戻り
「なぁ、あんたさ、なん年この仕事してんだよ」
なんの脈絡もなく質問をしてきた。
「25年くらいです」
なので素直にこたえた。17歳からしているし。
「はぁ? にじゅうごねん?」
「はい。そうです」
ジジイのあそこは最初から勃起してはいなかったけれどますます正気をなくした芋虫のそれになっていた。
ジジイはさらにつづける。
「もう、いいや。風呂入ってこいよ。もういいし」
「え? けどまだ出してないじゃないですか?」
「いいから」
ジジイはわたしの風俗嬢歴を聞いておどろき、そして哀れにおもったのかもしれない。
人間はよ〜、とさらに時間目一杯説教をくらった
シャワーをし、洋服を着てジジイの横に座る。ジジイがタバコを燻らせながら言葉を選ぶように煙と共に吐き出す。
「まさかとおもうけれど、この仕事しかしてないのか。ずっと」
違うけれど、面倒だったので、はいそうですがとこたえた。
ジジイは首を横にふりながら
「それじゃあいかん。不健康になる。人間は太陽の下で働くべきだし、筋肉だって衰える」
はぁい? と内心で毒づくもそのまま黙って聞いている。
「こんな楽な仕事をしていたら、もう他の仕事なんてできねーよな」
はぁい? と今度は声が出てしまった。
「楽っていいましたか? え? 楽におもえます? ねぇ。楽じゃないですよ。実際。こうやって説教だってされますし、見下されたりもします。けど、けどね、風俗があってよかったってお客さんにいわれますし、実際社会に絶対にあるべき業種だとおもうんです。違いますか? あなたがもしも女だったらこの仕事、誰にでも愛想よくして体を提供し好きでもない男のちんこを舐めれますか? 舐めれないでしょ? わたしはけれど、プロなんです。風俗の仕事を馬鹿にしないで」
一気にまくしたてた。心臓が早鐘を打つ。
ジジイは唖然とし目は皿のように丸くなっていた。
わたしは半泣きだった。馬鹿にされたからではない。楽な仕事ときっぱりといわれたから。
決して風俗の仕事は楽なんかではない。愛想よくし男の性を真っ向から受け、話を聞いてあげ、ときにはヘンテコな性癖につきあう。
わたしはもう引退などは考えてはいない。できるまで風俗嬢をやろうとジジイにあって余計にそうおもった。
風俗嬢にはいってはいけない言葉。
『楽な仕事でいいね』
ちんこに噛み付きますよ。そんなこといったら。
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