20年くらい前ですが、僕が某風俗のヘルス店でボーイとして働いていた頃の話です。そのお店は全国広域指定の某組織が経営している全国規模の大手ヘルスチェーン店です。
今は諸事情でそのお店はなくなってしまいましたが、当時は風俗業界もイケイケな時代だった事もあり、店長クラスは羽振りがよく、クルーザーや高級外車を普通に所有していました。あんまり詳しく書くと、実話ドキュメントとかが好きな人に特定されてバレるので詳しくは伏せますが、昭和やバブルの名残がまだあった時代ですね。
反社にとって風俗は良いシノギでしたが、竹内力に憧れた闇金業も一つの勢力として勢いがありブイブイいわしてました。
ヘルスの営業中に風俗嬢を狙って闇金が追い込みをかけてきました!そんなVシネマのような出来事をフィクションという形で語っていきます。
ホスト狂いのアズちゃん(仮名)
アズちゃんは篠原涼子似の綺麗系の容姿でした。シティーヘブンなど雑誌に顔出しOKの娘で、そこそこ人気もあり、お店にとっては有難い一軍選手でした。
ですが、性格が最悪で裏表が激しく、僕らボーイを自分の召し使いにのようにアゴで命令してきます。18歳の小娘がどうやって育ったら、こんなに歪むんだろうと当時は良く思っていました。
そんなアズちゃんはホストが大好きで、稼いだお金でアチコチのホストを飲み渡っていました。まあ、自分で稼いだ金でホストに行くのは、個人の自由なので別に文句はありません。
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素行が悪くお店で喧嘩騒ぎも
ただ、ホストの閉店時間が問題で…
お店によっては昼までとか開いてて、閉店後もアフターで夕方まで飲むとかもざらでした。
そうなると、夕方5時の出勤時間に遅刻します。だいたい家(会社の寮)で寝ているから、僕が起こしに行くハメになります。
部屋のインターホンを連打しながら鬼電でして起こすのですが、中からよく、ホストが半ギレで出てきやがるんです。そして後ろには半裸のアズちゃん。
いやいや、お楽しみ中に悪いけど出勤時間だから…
このままじゃ遅刻罰金がかさんじゃうよ…
そんな説得も、半裸の酔っ払い相手には通じるはずもなく「そんなはした金でグズグズ言うなボケぇ!」と若造に怒鳴られる始末です。
そんな事が一回や二回ではなく多々ありました。遅れて出勤してきても酒が抜けてなかったり、睡眠不足だったりしてイライラ!
お店の廊下で他の嬢が自分に挨拶しなかったと喧嘩になるなど、だんだんと問題行動が目立つようになってきました。
ボーイたちはみんなイライラしていましたが、この世界では嬢は絶対的な存在で、仕事と割り切り我慢していました…
営業時間に追い込みにきた闇金業者
連日連夜、派手にホストで豪遊する日々を続けていると、いくらヘルス嬢でも次第に金に困るようになり、バンス(前借り)をするようになりました。
ブランド物で全身を纏っていたのに、次第にアベイルとかドンキで買ってきたような服になり、だんだんと落ちぶれていきました…
そして、やはりと言うべきか、ついにと言うべきか、ある日突然、白竜に似たオッサンが店にやってくる。
😊「いらっしゃいませ、本日はご指名の女の子とか御座いましたか?」
👿「アズちゃんやけど出勤してるか?」
😊「はい、出勤してますよ。今なら1時間半ほどの待ち時間だけで、すぐにご案内できます」
👿「おるんやな。ワシは金貸しの万丈(仮名)や、お前とこの店はどないなっとんじゃ!貸した金300万返さんと、ブッちした女がチンポ咥えてるんか?フェラチオの前に常識を教えたらんかい!」
この白竜に似た万丈の言い分はこうだ
● 300万を十一で貸した
● アズは一回目の返済からブッちして電話も出ない
● 小娘に舐められるようじゃワシのメンツが立たない
● 今の客が終わったらソープに沈めるために連れて行く
なるほど、確かにあのアバズレなら、一回目の支払いから飛ばすような事を平気でしそうだ…
こういう時はマニュアル通り即でマネージャーに連絡。面倒な事は任せよう…
名刺じゃんけんは本当にある
闇金はフロントでイキっていたが、すぐにマネージャーが駆けつけた。二人はお店の奥にある第2待合室という隔離部屋にいくと、大人同士の話し合が開始された。
すると30分もしない内に闇金は、何事もなかったように帰っていった。
マネージャーに事情を聞くと「アイツはアホやで、追い込みに来る所の下調べが甘いんや、誰がやっているんかちゃんと知らんから名刺じゃんけんで負けるんや」
その話を聞いて納得がいった。ヤヤコシイ世界は縦社会なのだ。だから、自分が出した組の名刺よりも、相手の方が上だったら従うのが流儀となってるんですね。
ヘルスチェーンをやっている表向きの組織の裏に、さらに上の組織が守り(モリ)でついているから、誰が来てもほぼ大丈夫なんだとマネージャーは言っていた。闇金くんもそこを見誤ったのだろう。
闇金は帰ったが奴にもメンツがあった
後になって知ったのだが、闇金が帰ったのは、名刺じゃんけんで負けただけの理由ではなかった。
その日の仕事が終わった後、マネージャーは危ないからとアズちゃんを何処かへと送っていったのだ。
ここから先は僕の推論だが、アズちゃんはマネージャーから闇金に引き渡された可能性がある。正確にはワザと中途半端な場所で別れたのだと思っている。
店を一歩出たら公道、誰が何処を歩るこうと、何をしようと自由なのだ。だから闇金は偶然を装って、マネージャーが別れた場所に居たのだろう。
闇金はマネージャーに、アズちゃんが前借りしていたお金と、幾らかは分からないが報酬を上乗せして包む。これならお店の損害が出ないし、マネージャーも臨時収入が入る。それにお荷物でトラブルメーカの厄介者もとも処理できるのだ。
お店でモメるのはマネージャーの顔が立たない。でも、お店のそ外なら知らぬ存ぜぬだ!
闇金もアズちゃんの身柄を抑えられれば、一応の顔も立つ。
その辺りが、お互い手打ちにできるいい妥協点だったのではないだろうか。
アズちゃんは温泉コンパニオンでよろしくやっている
その日を最後に、アズちゃんが出勤する事はなかった。いわゆる飛んだ扱いになったのだ。
次にアズちゃんを見かけたのはシティヘブンの雄琴温泉のページだった。闇金に売られたのか、ホストに沈められたのかは、分からないが、彼女はそのお店で働き、そして1.2年くらいで辞めたようだ。
嬢仲間のウワサで最後に聞いたのは、本番アリの温泉コンパニオンをやっているそうで、何とも逞しくしたたかな女だな~と僕は思った…
すべてが今では考えられない話
あの時代はそんなお店もありましたが、今ではヤクザが関与するお店はほとんどなくなりました、令和の時代には時代遅れで、風俗業界も随分と健全化されましたね。
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